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自分の体を大切にする事の外延

昨日の側彎症とも関連がありますが
身体のトラブルを改善し、健全な体の状態を維持したり、向上させることに
何の意味があるのでしょうか? 

学童期(6~12歳)思春期(13~22歳)の成長に個人差はありますが幼児時期よりも
大きく、様々な特性を持った地域や同年代の集団の中で生活する機会が増えていきます。

成長の度合いは個人によってちがって当然ですが
これは幼児期からの成長と発達が身についてきている証拠です。

この成長に感覚運動の機能がとても必要なのです。
感覚とは自分の感情又は体の事や、外からの刺激をくみ取る事を指します。
運動とは、それら感覚によって得られた物事をそれまで学んだ記憶(経験)と照らし合わせて、考えて
表情や言葉、体を動かすと言った「発する力」に変えるエネルギーを指します。

東洋で言えば、感覚は陰であり、運動は陽と捉えてもいいんじゃないでしょうか。

神経機能のトラブルを見つけ、姿勢のかたよりや身体の動かし方を改善させていく事は
心を司る大脳、体を柔軟に動かす脳幹や脊髄の神経ネットワークを構築する事につながります。

適切な神経ネットワークは、トラブル改善だけでなく
個人の能力を向上させる事に結び付き、行動や言動の自信につながっていきます。
私が思うにこれは、各個人の精神的な豊かさを育てる事ではないか?と思うんです。

心身の豊かさを得ることを心がける事を繰り返していけば
その精神から学べるものは、人を助け、自分を支え、生きる糧となる気がします。

パラカイロでは完璧な体をづくりを目指しているのではなく
各個人にとってベストな状況とは何なのかを考えながらケアやメンテナンスを心がけています。
医療とは異なった視点で、地域の皆様の健康を支える役目を今後も続けていきます。








by para8949 | 2018-01-11 09:49

神経機能学


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