2022年 臨床研究会
2022年 11月 29日
2022年 11月 29日
2022年 11月 22日
2022年 11月 17日
当たり前のことですが、赤ちゃんは大人の様に
自分の周りに存在するあらゆる刺激に対して適切な随意運動や判断力は行えません。
原始反射の存在は、
末梢から脳幹までは可塑性による神経ネットワークが、ある程度形成されている証。
そもそも原始反射がない乳児は無反応と言うことになります。
その様な状況は、原始反射の残存よりももっと深刻な状況です。
胎児は外環境からの刺激(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を脳幹に到達するだけでなく、大脳皮質全体へと伝えていきます。映画のボスベイビーの様に、小さな赤ちゃんが言葉を話し、大人の様に振る舞う赤ちゃんはこの世に存在しませんよね(笑)乳児の物事の変化に応じて自分で判断す力がない状況は、前頭葉と後頭葉では神経線維の数が大きく異なっている事を意味します。
刺激を受け続け、それに応じて大脳皮質や辺縁系の可塑性がどんどんついていきます。すると、その領域への投射量も増え、脳幹内や脊髄内のネットワークも必要に応じてどんどん発達していき、脳を始めとする神経系全体と体全部との結びつきが強くなっていく事で、だんだんと自分の体の事が分かり始めて、思う様に体を動かせるようになっていきます。
こうした子供の成長は、生まれ持った個性もあるわけですが、家庭環境、夫婦関係、母親の生活環境がベースとなります。
育つ環境で子供たちの個々の持つ能力は異なっていく事になります。
●発達段階で原始反射は全て統合される子供はほぼいませんが、その残存数や頻度が多いと、、、、
1.ご飯や勉強する時の姿勢が悪く、一定して座っていられない
2022年 11月 16日
2022年 11月 07日
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